先日、ちょっと急ぎで切手やハガキを購入する必要があり、いつも利用している近隣の小さな郵便局を訪れたが、あいにくその日は土曜日のためシャッターが閉まっていた。
そこで、切手やハガキを扱っているコンビニを検索、探し出し、なんとか目当てのものを入手してホッとした。
その支払いのとき、郵便局でいつも使っている楽天Payでの決済をを店員さんに伝えると、「あのう、キャッシュレスは使えないんですけど…」と言われた。
想定外の事態に動揺しながら、「え!? 現金のみということですか?」と確認すると、「そうです、うちでは」という返事だった。慌てて財布を取り出し、現金で支払った。
郵便局で使えるキャッシュレスという手段が、キャッシュレス決済の代名詞のようなコンビニで使えないとはゆめゆめ思いもしなかった。
郵便局のキャッシュレス決済とは
ゆうちょ銀行では、2019年5月に「ゆうちょPay」を開始し、日本郵政はそれに合わせたのか、2020年2月からキャッシュレス決済の対応をし始めたもよう。
郵便局のwebサイトを見てみると、キャッシュレスが使える商品やサービスは次のようになっている。
- 郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃
- 切手、はがき、レターパックなどの販売品/li>
- カタログ、店頭販売などの物販商品
逆に、キャッシュレスが使えない商品やサービスは、
- 印紙
- 宝くじ
- 代金引換郵便物等の引換金
- 税付郵便物の関税
- 地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)
となっている。
利用できるキャッシュレスの種類は
- VISAやJCBなどのクレジット・デビット・プリペイドカード(非接触対応カードを含む)
- iD、WAON、QUICPay+などの電子マネー
- Suica、PASMOなどの交通系電子マネー
- ゆうちょPay、PayPay、楽天Payなどのスマホ決済
大手コンビニの切手やハガキなどの販売とキャッシュレス
各公式webサイトなどから簡単にまとめてみた。
- ローソン 支払いは現金のみ
- セブンイレブン 現金、またはnanacoのみ支払い可能(ただしnanacoの場合 ポイント無し)
- ファミリーマート 現金、またはファミペイ、ファミマTカードのみ支払い可能
- ミニストップ 現金、またはWAONのみ支払い可能