◎[復刻]「MADE IN JAPAN」と書かれた海外リテール品

※この投稿は、2020年9月4日アップ済み投稿を復刻したものです。

海外リテール品

よく利用する通販サイトのあるショップでUSBメモリを購入した。海外リテール品でUSB3.2(Gen1)、32GB、ブランド名も日本の有名企業が関わっているものなので問題なさそうに思えた。

発注から5日程で届いたので、早速開封し、ベンチマークアプリで速度を測ると、リードの値はかなり速いが、ライトの値が極端に遅い。ショップの掲載ページには、リードの値だけ「R:150MB/s」と載っていて、ライトの値はなかった。2GBのファイルを実際に書き込んでみたが、他に持っている同等のUSBメモリと比較して1/10程度のスピードしか出ない。

今ままで多くのUSBメモリを購入してきたがここまで期待を裏切るものはなかった。リードの「R:150MB/s」の値から、ライトも速いと思い込んだ自分が悪いのだが。

実店舗でPC関連の機器を購入する際、リテール品とバルク品の違いは理解していたつもりだったが、「海外リテール品」という頭に海外の文字が付く分類をあまり意識していなかった。今回のことで理解しておくべきと思いネットで調べてみた。

●リテール品(ボックス品、パッケージ品)
メーカーがエンドユーザー向けに外装箱、メーカー保証書、マニュアル、などを付属して出荷した正規品。

●バルク品
OEM品や他の機器に組み込んで販売する業者向けに出荷するもので、マニュアルやパッケージ、包装を簡素化してコストを省き、リテール品よりも安価にした製品。

●海外リテール品
海外でエンドユーザーに正規品として販売された製品。日本語のマニュアル類や日本国内でのサポートは期待できない。 日本国内の正規品と比べると品質が劣ったり、偽物が混じることもあるらしい。

●並行輸入品
メーカーが契約した正規代理店以外の個人や業者が海外から買い付けた製品。偽物が多いらしいので要注意。

USBメモリを分解して中身を確認してみようかとも思ったが、スキル不足で壊してしまうのがオチなのでやめた。なお、本体の裏を見たら「MADE IN JAPAN」と書いてある。ただの不良品なのだろうか?

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