私は au の中国製スマホ(Android8)を使っているが、最近バッテリーが膨らんできて、上下方向の真ん中辺がやや浮いた状態で両端に隙間ができるようになった。
そのため、現在、スマホの乗り換えを検討している。乗り換え時にキャリアの機種変更ならデータ移行はやってもらえるだろうが、中古(白ロム)を購入した場合は自分でやることになると考え、今まで利用してこなかった「データお預かり」を使ってバックアップを行った。
「データお預かり」容量は 1GB までなので、軽く 1GB を超えてしまう写真や画像は Google ドライブのお世話になり、その他の住所録やメール、sms などをバックアップした。その総量はわずか 0.01GB 。
それから2日程経った今現在、キャリアからアプリのアップデートの知らせを受け取った(自動アップデートは利用していないので)。いくつかアップデートしていたところ、「+メッセージ」というアプリがあることに気づいた。

「+メッセージ」は、ドコモ・au・ソフトバンクが共同で開発したメッセージアプリで、確か LINE に対抗するためのものと記憶している。最大100MBの写真や動画のやりとりができたり、既読」機能で、相手がメッセージを読んだことがわかるなどの機能があるので、以前から興味を持っていた。
ちょっと暇だったので、このアプリを入れてみた。単独のアプリかと思っていたが、従来の sms と置き換わるもよう。起動するとLINE をかなり意識しているようで、かなり凝ったデザインになっている。しかし、4つほどのスレッドで画面がいっぱいになり、相手が誰なのかわかりにくい。そして、スタンプを用意するので、Wi-Fiを切るよう指示された。キャリアのデータ通信を利用するようだがやたらに時間がかかる。その他いろいろ面倒そうなので、アンインストールし、元の sms に戻した。
sms の内容が消えた
ところが、従来の sms を起動したところ、初期化され内容が何も無い! 「+メッセージ」のアンインストールとともにすべての内容が消えてしまったもよう。あわてて「データお預かり」を使って、sms のデータを戻した。中国製スマホの不具合が起きていなければ、「データお預かり」でバックアップしていなかったかもしれないので、ちょっと冷や汗ものだった。
やはりバックアップは大事というお話。